この9年を返しなさいと叫びたい ジパング最終回

週刊モーニングにて連載されていたかわぐちかいじ先生の
「ジパング」が11月5日分で最終回でした。
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春先に先生の骨折による休載があり、それが明けてからの
異常なまでの展開の早さにも驚きましたけど、結局「沈黙の艦隊」
を越える長期連載、ボリュームを持ってして描きたかった結末、誇り
ある講和を成し遂げた結果ってこれなの?と、もう唖然な今週でした。

この作品が失敗したのは草加が想定した「ジパング」、新生日本と
はなんだったのかを示せなかったこと。
これに尽きます。

そう。作品のタイトルの意味を明らかにしないドラマでした。
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必然的にそれは現代日本に対するアンチテーゼなのでせうが、
だとしたら現代日本とはなにか、ということを作中で示さねばなら
ないですし、その欠陥や疑義も示さなければならないし、さらには
そのアンチテーゼはどのような理念と方法でその欠陥と疑義を払拭で
きるのかも示さねばならないところ。
オマケに草加が想定したのは単純な大日本帝国の勝利ではなかった、と。

つまりそれは大日本帝国に対してもアンチテーゼでなければならない、
誰も知らない第三の道ということです。
そんなものが作中で明確に示されたかというと、これは否ですよね。
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かわぐしかいじ先生には早々と新連載など開始せず、
むしろ「太陽の黙示録」はこんな破綻した結末にならないようにしっかり
注力していただきたいと、切に願っております。

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この記事へのコメント

とおりすがり
2009年11月29日 14:35
お邪魔します。全くおっしゃる通りです。的確なご指摘を読んで少しすっきりしました。ありがとうございます。
ところでこちらのブログは、日付が未来なのですね。そして記事と画像は関係ないのですね。不思議な空間に知的なコメントのギャップがすごいですね。

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