肯定的に

こんな小咄があります。

寒い日、若旦那が日ごろ好いている大道芸人の娘に声をかけた。

「お寒うございます。」

すると娘は

「ええそうですね。」

ポツリと、これだけ。
これではとりつくしまもない。
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大道芸人の一座の仲間が、

「あんな時は愛想の一つも云うもんだ。山は雪でしょう、とかなんとか…。」

と入れ知恵をした。
次の日、若旦那と会ったとき、彼女は、

「今日は暖かいですね」

と話しかけた。
若旦那はすっかりペースを乱されてドキマギし、

「…ええ、山は火事でしょう。」
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皆さんはこの二人の会話のなかに、ふとおかしくも暖かい人間的なものを感じる
ではないのでしょうか?
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ドイツの哲学者ニーチェが、

「結婚のたのしみは夫婦の間に交わされる会話にある。
 墓場までつづく長い会話である。
 だから結婚するときは、この人とならば楽しいおしゃべりが末長くつづけられ
 そうだとおもったら、結婚したまえ」

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と云っています。
この言葉は私たちの生活に、毎日毎日の会話がいかに重要な役割を果たしている
かをよくあらわしています。

あなたの会話をよくしてゆくポイントは、まず "肯定的" にということ。
相手の存在を否定しない、相手を受け入れる態度が大切。
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第二に "明るく" ということ。
あなた自身の考え方を明るくする、そして表現そのものを明るくすること。

そして最後に "正しく" ということ。
良い人間関係はお互いの信頼の上に立っています。
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信頼できない言葉や不正確であいまいな表現がよい人間関係を作るはずがあり
ませんよね。
「夫婦」という幻想-なぜ、結局いがみあってしまうのか (祥伝社新書172)
祥伝社
斎藤 学

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